囮書・捨て書理論について,語らせてもらわなきゃだわさ

※この記事は,ジャスティスド以前に書かれた記事です.ジャスティス後に通用する場合は十分ご注意ください※

いつ誰との会話だったかも不明ですが,囮書という話を聞いたことがあります.

ぐーぐる先生に「メイプルストーリー 囮書」で尋ねると,14万件近いヒットがあります.

どういう理論かというと,

  1. 本命の書と無関係な書を(必要とあらば複数枚)貼ってみる.
  2. その成功具合から,次の成功率を予測する.
  3. 次の成功率が高いと思われるときに本命の書を使う.

というようなものらしいのです.結論を先に言うと,

 

ンナワケネーダロ

 

というお話だったのサ.

しかしまあ,囮書理論を信用している方が「ンナワケネーダロ」で「ハイ,リョウカイシマシタ」なんてなるわけもないでしょうから,ちょいと語ります.

 

◆囮書理論の本質◆

 

まず,囮書理論とはいかなるものか,という話です.

冒頭で説明しましたが,つまり「確率的現象には流れがある」という表現に帰着します.つまり,「過去の履歴から次を(ある程度)予測することができる」というものです.具体的に言うと,

「サイコロで3の目が出たら,次は3は出ないだろう」

てな具合です.これをベースにして,他にちょぼちょぼと確率論で計算もしているようですが,これを認めないと囮書理論は崩壊します.よって,囮書理論の本質はこれにありと言って良いでしょう.

 

◆囮書理論の矛盾◆

 

そもそも,60%の書というのは,成功率が60%ってことです.いつでも60%だと考えられるから60%の書なわけです.確率論ってのは,そこから始まっています.

それが,流れによって増えたり減ったりするのであれば,「成功率60%」っての意味ないっしょ?

実際に囮書について記載のあるブログを覗いてみましょう.

「60%の書を四連で失敗すると,95%くらいの確率で入るので,囮書200枚近く使ってやっと四連失敗・・・」

※実際のブログの記載に次郎が多少手を加えました.引用元も伏せておきます.直接引用のルールには違反しますが,誹謗中傷目的の晒しと受け止められる危険を避けるための処置です.

60%の書が四連でミスする確率は2.56%.三連でミスする確率は6.4%.どういう計算をしたら,何が95%の確率で【入って】くるのか,理解できませんけど.

というか,確率論を使って確率計算しているのがそもそもがおかしい.

確率論は「成功率60%の書はいつでも必ず60%の確率で成功する」ということを大前提にしているのです.つまり,確率論を使って確率計算をするということは,囮書理論を認めませんと宣言することに等しいのです.一方,囮書理論を受け入れるということは,確率論は間違っている,確率計算なんて無駄って宣言することに等しいのです.

なのに,この人はなんで確率計算なんかしてるんでしょうね?

 

◆矛盾がなければ良いのか?◆

 

確率計算は囮書理論の本質ではないので,確率計算をしなければ矛盾のない囮書理論が出来上がります.それなら囮書理論を認めるか?と言われると,それでもやっぱり認められません.

囮書理論から確率計算を差し引いて何が残るかというと,「ハズレが続いた後は当たり易いんじゃね?」というレベルの感想と,「確率計算なんてするだけ無駄ですから(プギャーm9」 という挑発だけです.

・・・認めたくないなぁ.認めたって何の前進にもなりゃしませんがな.むしろ後退.

どうしても認めろというのなら,それ相応にデータ集めて検証してもらわないと.

ルネサンス以降,書のドロ率が激減しているようで,書を1,000枚集めるだけでも相当苦労するでしょうに,果たして1,000枚ぽっちでどんだけの検証が出来るか疑問ですがね.現実的に,広く受け入れられるだけの検証を行うことはできないでしょうね.

 

◆囮書は無駄か◆

 

次郎の中の人は大人なので,世の中には

  • ジンクス
  • 験担ぎ
  • おまじない

なんてものが存在することは承知しています.なので,囮書理論が矛盾してようが何だろうが,囮書を使うことそのものにケチをつけることはしません.

でも,今回引用したブログでは,本貼り一枚に対して,囮書を200枚も使ってるですよね?200枚.今は昔ほど書がボロボロ出ませんから,囮書集めるのも一苦労かと思うのですがねぇ.一枚1Mメルだとしても200Mメル・・・そんだけ囮書を使うのならば,もっとマシな使い道がないか検討した方が良いと思いますよ?

ファムもあることだし,強化失敗するリスクは以前とは比べものにならないくらいに軽減していますからね.

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コメント / トラックバック5件 to “囮書・捨て書理論について,語らせてもらわなきゃだわさ”

  1. 囮書・捨て書理論について白法さんへの回答 Says:

    […] そこで確率論的アプローチ(囮書・捨て書理論について,語らせてもらわなきゃだわさ)において,「確率論に従っても従わなくても,囮書理論は成立しない」という論を組みました. […]

  2. Holithy☆ Says:

    4回連続で60%失敗した!なんと2.56%の低確率!ラッキー!

    って捕らえ方が確率論の正しい使い方

    • 次郎宗光 Says:

      Holithy☆さん,毎度どうもです.

      確率と統計は中途半端に間違って受け止められるケースが多いですからねぇ.
      まあ,お陰様でこっちはネタが尽きないわけですがw

  3. 馬です Says:

    このへんは個人の考え方によりけりだぬん(・∀・)
    サイコロの確率計算もそうですけど3が出るのはいつだって1/6ですよね
    でも続けて出る確率を求める授業があります
    そう考えた時、書の60%はサイコロの3と同じ位置にいるのではないでしょうか?
    そう考えるとそんなことねーだろ?にはならないんじゃないすかね( ̄ー ̄)
    まぁあくまで個人的な意見です(\’゚з゚):;*.\’:;

    • 次郎宗光 Says:

      馬さん,毎度どうもです.

      ん~,なんかちょっと分かんないです><
      まあ,実はこの話には後編がありますんでよろしくです.


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