続・城狩りのグループボーナス

※この記事は,ルネサンス以前に書かれた記事です.ルネサンス後に通用する場合は十分ご注意ください※

前回は特別なグループボーナスが適用される城のグループボーナスについて理論と実測値の比較を行いました.

まあ,グループボーナスの基礎データとしてはあの程度で十分なのですが,最後の方でHSの話が出ちゃったので,簡単にHSの効果を確認しておきます.

本当は,経験値の分配について考えてるところがあって,今回の話はそのおまけみたいなものなんですけど.

前回収集したデータの中で,サブローが完全な吸い状態の経験値をピックアップしてみます.

完全な吸い状態というと,グル組んで放置している状態で,他のメンバーの狩りの経験値を分配して貰うだけの状態です.これをピックアップする理由は,以下の理由です.

  1. 完全な吸いの経験値配分はメンバーが固定なら常に一定.なので,データ収集や計算が楽.
    経験値配分は,固定比率で配分される固定経験値と,与ダメに比例した経験値に分かれます.この辺の理屈はMapleStory Wiki*さんの「経験値の計算式」を参照して下さい.完全な吸いの経験値は,自分の与ダメがゼロの場合の経験値ですので,つまり,固定経験値となります.
    固定なので計算値と実測値の比較が楽ですよね.再現性も取れるし.

それに,完全な吸いの経験値配分は,実際の狩りの中で頻繁に発生しています.

一匹を全員でタコ殴りするのでもない限り,自分が目の前の敵を倒している間に,離れた場所で他のメンバーが別の敵を倒すことは,ごく当たり前に起こりえます.それは自分の与ダメゼロの経験値であり,つまり吸いと同じ値です.なので,完全な吸いの経験値配分は例外でも何でもないってことです.

まあ,仮にケースとしては例外だとしても,HSの効果は全く同じなので今回の目的には影響ないんですけどね.

んで,ブラッドレーンディアのグル狩り(HSアリ)で完全な吸い状態での経験値配分は,

四人グルの場合: 7,956 (1)

六人グルの場合: 5,376 (2)

でした.

固定経験値は,敵の経験値の40%をグループメンバーで配分します.その配分は,経験値が高い人に多く集まるようになっています.

その固定経験値の配分の式は,

四人グルの場合: 143/(133+117+143+153)=0.262

六人グルの場合: 143/(133+117+143+153+121+142)=0.177

これは,あくまでもサブローがデータ収集したときのものです.自分のレベルをメンバー全員のレベルの和で割ったものが分配係数です.

今回のグル狩りでは皆さんサブを投入していましたのでサブローの分配は少し多めになっていますが,皆さんメインを投入するとLv160以上のキャラが並びますので,サブローの取り分は少なくなってしまいます(メンバーのレベル差や,敵とのレベル差によって,この計算式も変化しますので,別途MapleStory Wiki*さんで基本をしっかり学んで下さいね).

六人グルの方が配分が少なくなっていますが,大勢に分配されるので,一人分の分け前が減るのは当然です(大勢だと,それ以上のグループボーナスが入ってくるので全体としては美味しくなります).

さて,ブラッドレーンディアの経験値は50,629です(MapleStoryDropさん).固定経験値は,この40%に上の分配係数を掛けたものになりますので,

四人グルの場合: 50,629 × 0.4 × 0.262 = 5,303

六人グルの場合: 50,629 × 0.4 × 0.177 = 3,579

これが完全な吸い状態での理論上の経験値分配となります.

これが式(1),(2)と一致したら,HSの効果なしってことになりますが,一目瞭然で,全然一致しません.

HSが効いているなら,その比は 1.5 となるはずですが,どうでしょう.

四人グルの場合: 7,956 / 5,303 = 1.500

六人グルの場合: 5,376 / 3,579 = 1.502

経験値配分の実測値が小数切り捨て計算したものであることを考えれば,HSの 1.5 倍が正確に反映されていると見て十分でしょうね.
※全然違いますよね.記事末尾の補足で訂正します.

HSの効果は確認できました,ってことで,今回はおしまいです.

本題は,ここからです.ここまでは基礎情報の確認でしかありません.

  1. ももがWHのサブを作りました.まだ二次転職していません.Lv106の士郎と一緒にグル狩りしたら,ももにはメリットがあるのでしょうか.
    全く吸えないわけですからメリット無しどころかデメリットが多そうです.でも,そこんところを何とか上手にやりようがないのでしょうか.
  2. 連合の城狩りでは,サブローはHS掛けまくって働いでいます.仮にHSがなかったら,サブローの存在はどれほど役に立ってるのでしょうか.
    連合の皆さんは,Lv160~Lv180クラスのキャラを投入します.それと比べるとサブローの火力は無視できる程でしかありません.サブローは聖魔の中でも輪にかけて低火力な聖魔ので,HSを別にして放置が一人増えたと変わらないと思われます.
    パーティーみんなのメリットは一体どうなっているんでしょうか.

連合で城狩りをする場合,サブローのHSは期待されていると思います.というか,期待して欲しいですし,期待に応えたいと思っています.でも,聖魔ではない次郎や士郎を投入した場合も,みんな気持よくグルに入れてくれると思います.

でも,野良パーティーの場合,ちょっと気後れしてしまうんです.HSはオマケと考えて,放置一名追加や低火力一名追加の影響を正しく把握して,自信を持って野良パーティーに入っていけるようになりたいと,そういう思いがあるんですわな.


【補足】

まったく,六人グルの比が 1.502 となってしまったこの誤差を,まるめ誤差と思ってしまったなんて,次郎もヤキが回ったものです.

違いますよね?丸め誤差なめてんのかと.

正解は,レベルです.プレイヤーのレベルです.

この一つ前の城狩りのグループボーナスの記事でデータテイキングの時系列について説明してありますが,先に六人グルでデータを取り,後から四人グルでデータを取っています.そして,プレイヤーのレベルは最後の方,四人グル時のものだったのです(二人がアニに行っていたので,後で戻ってきました).で,つまり,城狩りしていてこのレベル帯ですよね,誰かが途中でレベルアップしないワケがありません.

実際,途中でLv117の人がレベルアップしています.つまり,四人グルの計測中ではLv117だった人は,六人グルの計測中にはLv116だったんです.

それで計算し直すとどうなるかは,各自お試しください.四人グルの場合と同程度の精度が出ますよ.キッチリと.

いやぁ~,誰かに指摘される前に自分で気がついて良かったw

まあ,1.500が1.502でも誤差の範囲内だって思われる方も多いでしょうけど,そういう問題じゃないんですよ.

計算ってのは,

「この計算ではこの程度の精度しか出ない/この精度までは出る」

というものがちゃんとあって,その範囲内で計算してるわけですよ.だから現実と当てはめることが出来るんですよ.

二桁の精度しか出ない計算で二桁の精度が出るのは当たり前ですが,四桁の精度が出るべき計算で三桁の精度しか出なかったら,途中の計算に間違いがあるってことになるんですよ.二桁で結論が出せる計算だから,三桁出てればおkってなワケにはいかんのです.結果が合ってれば,デタラメな論法や計算をしても良いってことじゃないんです.計算ってのは,そういう辻褄合わせにやるものじゃないんです.

実はそこのところをテキトーに考えている人が世の中多過ぎまして,だから

「現実は計算通りになんかならないよ」

って言われちゃうわけです.

「そりゃ,お前のどんぶり勘定通りになんかなるワケねーよ」

どんぶり勘定で出てきた計算結果なんて,信用に値しません.次郎もそういうデタラメ計算は信用していません.

でも,どんぶり勘定の計算って誤差の評価をしていないので,

「ほら,だいたい計算通りだよ」

とか思っちゃうんですよね.「計算なんて,だいたい合ってれば良い」と思うなら,最初から計算する必要なんてないんです.だいたい合ってるような数値を勝手に想像で決めたって良いじゃないですか?結果が全然合わなかったら「やっぱり現実は計算通りにはならない」って,自分のどんぶり勘定棚にあげて計算のせいにするんだし.

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