LUK賊は回避賊たるべし(5)

※この記事は,ビッグバン以前に書かれた記事です.ビッグバン後に通用する場合は十分ご注意ください※

実回避率については,メイプル総回診の財前ゴウさんをはじめ,多くの斬り賊が接触実験を繰り返して来ました.その蓄積は膨大な数にのぼるでしょう.

ゴウさんは,

「Mobの必中命中率の計算式がプレイヤーの実回避率の計算にも使えるのではないか」

という仮説から始まり,

「敵とのレベル差は実回避率に影響を与えない」

という結論に達しました.これを失敗とみなして笑う人はいるでしょうか?ゴウさんは,必中命中率の計算式とは違う計算式でプレイヤーの実回避率は計算されていることをつきとめたのです.

「敵とのレベル差は実回避率に影響を与えない」というゴウさんの結論はきわめて重要です.その結果から,実回避率が回避率(回避能力)と敵の命中率によってのみ決定するという「ひびきの回避率の式」につながったのだと思います.そもそもなぜゴウさんは「ひびきの回避率の式」に到達できなかったのか,なぜひびき様は到達できたのか.これは,ゴウさんの結論がひびき様の出発点であったことが決定的です.しかし,それだけではなく,ひびき様のデータ処理能力の高さも,きわめて重要であったといえます.

誤解の無いように付け加えておきますが,ひびき様もゴウさんにひけをとらないくらいの膨大な接触実験を行っています(きれいに整理されているので,一見そうとは気が付かない人もいるかもしれませんが).データ不足をデータ処理で補ったのでは決してありません.

なぜ,実回避率の計算式を導き出すために,ひびき様のようなデータ処理が必要であったかというと,接触実験で得られる実回避率は相当にバラつきがあり,適切なデータ処理抜きではノイズに覆われて真実が見えてこないからです.私の過去記事の回避率の中で,10回程度の接触実験で回避率が80%になったことを書きました.「ひびきの回避率の式」で計算するとわずか33%のはずが,たった10回の接触実験では,80%にもなったりするのです.10回程度の接触実験で満足できる結果がでるわけがないということは,接触実験をしたことのある人なら誰しも気が付いていることでしょう.たいていの場合,100回程度は必要だろうくらいのことはわかります.しかし,100回でもどうも足りない.1000回必要なのではないか,いや,1000回で足りるのだろうか,という話になります.

そこで,私は接触実験の結果がどれほどバラつくものなのか,何回の実験でどれだけの精度の結果が得られるのか,ということをシミュレーションを通して検討したいと思います.これからも多くの斬り賊が接触実験を繰り返すことになると思いますが,そのとき,どれだけの規模の実験でどれだけの精度の結果が得られるかが明確になっていることは,とても重要なことです.

んなわけで,つづく!


回避賊シリーズ

  1. 回避率 (番外編) 2010年1月23日
  2. LUK賊は回避賊たるべし(1) 2010年2月19日 
  3. LUK賊は回避賊たるべし(1.5) 2010年2月22日 
  4. LUK賊は回避賊たるべし(2) 2010年2月25日 
  5. LUK賊は回避賊たるべし(3) 2010年2月25日
  6. LUK賊は回避賊たるべし(4) 2010年3月3日 
  7. LUK賊は回避賊たるべし(4.1) 2010年3月5日 
  8. LUK賊は回避賊たるべし(5) 2010年3月6日
  9. LUK賊は回避賊たるべし(6) 2010年3月10日
  10. LUK賊は回避賊たるべし(7) 2010年3月10日
  11. LUK賊は回避賊たるべし(8) 2010年10月15日
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